合掌とネコのポーズ

ヨガの合掌は、両手を軽く合わせ親指のつけ根をゆっくり胸の中央に近づけ軽く押しつけるようにします。押しつけるポイントを少し上下にずらしながら最も落ち着く場所を見つけたら、そこが自と他を結ぶ第4チャクラの場所といわれています。
その正確な位置は、左右の乳頭を結ぶラインの中心で感覚的には何か愛しい対象を抱き寄せたくなるポイントに位置します。愛しい対象を抱き寄せると、その対象との一体感を味わえるように合掌し刺激することで、周囲と溶け合う調和の心を育むことができます。このチャクラが開放されていないときは、周辺が緊張しブロックされている状態なので、その緊張を取り除いてあげる必要があります。背骨が気持ちよく上方向に導かれているのがリラックスした状態となりこれが理想的な胸の状態となります。
この状態にするためには、胸の前後を開放する「ネコのポーズ」がとても役に立ちます。手を肩幅、ひざを腰幅に開いて、腕と足が床に垂直になるように四つん這いになります。胸を広げるように背中を反らせながら、息を吸います。胸の後ろが軽く縮んで、胸が大きく広がっている様子を意識するようにしましょう。息を吸いきったら、今度は息を吐きながら元の姿勢に戻ります。胸を縮めて、肩甲骨や背中側の肋骨を広げるような気持ちで息をゆっくり吐きながら背中を丸くしていきましょう。息を吐ききったら、今度は息を吸いながら元の姿勢に戻ります。これを数分繰り返したら、胸の前後で交互に息を吸い入れて胸全体を開放していくようにしましょう。これで緊張が取り除かれると思います。

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